2019年2月21日(木)
新基地反対の民意を
糸満市で決起集会
|
沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設の賛否を問う県民投票(24日開票)は終盤を迎えています。糸満市では19日、決起集会が行われ、会場いっぱいの約180人が参加。「最後まで『反対に○』の民意を広げていこう」と決意を固め合いました。主催は「県民投票を成功させるいとまんの会」です。
主催者を代表してあいさつした、共同代表の一人、垣花正國(かきのはな・まさくに)さん(73)は「辺野古への新基地建設について、日本政府は今も強硬姿勢だが、追い込まれているのは政府の方です。反対の圧倒的な意思を示そう」と語りました。
県民投票の実現などを求めて行動している女性(27)が連帯あいさつし「この間、基地についての県民同士の対話が広がっています。みんなで頑張っていきましょう」と呼びかけました。
集会に参加した糸満高校の3年生(17)は「民意を無視して基地建設を強行する政府はおかしいと思います。投票できないのが残念ですが、多くの人が、米軍基地問題を自分のこととして考える機会にしたい」と話しました。
米軍基地問題などをテーマにしたコントを行う演劇グループ「お笑い米軍基地」が特別公演として登場しました。