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2019年2月18日(月)

共産党躍進で「核兵器のない世界」を

広島 志位委員長が訴え

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(写真)志位委員長の訴えを聞く人たち=17日、広島市中区の国際会議場

 日本共産党の志位和夫委員長は17日、広島市内で演説し、唯一の被爆国・日本の政府が背を向け続ける核兵器禁止条約の発効をめざし、「『核兵器のない世界』の実現にむけて一貫して奮闘してきた日本共産党の躍進を」と訴えました。(関連記事)

 核兵器禁止条約は2017年7月、国連で採択され、現在70カ国が署名、21カ国が批准し、発効が見通せる流れになっています。

 広島市をはじめ全国359自治体で署名・批准を求める意見書が採択され、都道府県議会では、岩手、長野、鳥取、沖縄の4県で採択されています。「残念なのは、広島県議会でまだ採択されていないことです」と語った志位氏は、「綱領に核兵器廃絶を掲げ、核兵器禁止条約の国連会議の成功のために活動するなど、『核兵器のない世界』の実現にむけて一貫して奮闘してきた日本共産党が県議会でも広島市議会でも躍進することが、広島県議会での意見書採択の大きな力になり、核兵器廃絶を世界に発信する大きな力になります」と強調しました。

 その上で志位氏は、オーストリアのクルツ首相が16日に広島平和記念公園と原爆資料館を訪れ、「核兵器禁止条約が世界で認められるよう最善の努力をする」と語り、芳名録に「被爆者と連帯し、核軍縮のために一緒にたたかいたい」と書いたことを紹介。「これは日本の首相がいうべきセリフではないでしょうか。被爆地・広島から『核兵器のない世界』の声を共産党の躍進であげていこうではありませんか」と呼びかけました。


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