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2019年2月16日(土)

FMS 日本急浮上

“兵器爆買い”契約額 宮本議員が追及

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 日本共産党の宮本徹議員は衆院予算委員会で15日、米国製兵器の“浪費的爆買い”に走る安倍政権のもとで、有償軍事援助(FMS)に基づく国別契約額では、日本が2010年に13位だったものの、16、17両年には3位へと急浮上したことを明らかにしました。

 FMSは、米政府が国内法に基づき、同盟国や友好国に対し装備品や役務を有償で提供する制度。兵器の価格や納期などが米側の都合で決められます。

 宮本氏は、10~17の米会計年度ごとでみるFMS契約金額の順位を示しました(表)。日本の契約金額は10年に4億8424万7千ドルだったのが、17年には38億3710万5千ドルへと急増しています。

 宮本氏は、17年の上位5カ国は、カタール、サウジアラビア、日本、イスラエル、イラクだと言及。「上位5カ国で日本以外は軍事作戦をやっている国だ。そうした国と同じほどFMSで米国製兵器を買うのは異常だ」と批判しました。


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