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2019年2月9日(土)

大阪法定協 会長、運営空転を謝罪

共産党山中市議 「議論打ち止めを」

 大阪市を廃止・分割する「大阪都」構想の制度設計を話し合う第21回大都市制度(特別区設置)協議会(法定協)が8日、大阪府庁で開かれ、日本共産党の山中智子市議が意見表明しました。

 山中議員は、この間の協議会の空転をもたらした今井豊会長(大阪維新の会幹事長)の運営を批判。「知事、大阪市長が『議員の任期中に協定書案を取りまとめる』と言い始めてから、暴挙というべき独断的、一方的な招集が繰り返され、自分たちに都合のよい動議は採決し、都合の悪い動議は採決しない、とんでもない運営が行われていることは遺憾だ」と強調しました。

 山中議員は「この2年近く法定協議会などで議論を重ねて、結論は出ている」として、「年末からの場外乱闘とも言うべき事態に立ち至った状況下で、しかも重要な予算議会が始まり、これ以上議論を続ける意味を持たない。直ちに打ち止めにすべきだ」と主張しました。

 この日、今井会長が会議冒頭に「不本意な運営となった」と、前回まで2回連続で各党の合意なく日程や議事進行を決めたことなどをめぐり法定協議会が空転したことを謝罪し、公明党が事務局質疑を再開しました。


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