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2019年2月3日(日)

「反対に○を」広げよう

沖縄県民投票成功誓う 辺野古に1200人

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(写真)「県民投票で新基地建設反対の圧倒的な民意を」と決意を新たにする人びと=2日、沖縄県名護市

 「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は2日、沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で、「県民大行動」に取り組み、24日の辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票で、反対の圧倒的民意を示すため、「『反対にマル』の訴えを広げよう」と誓い合いました。約1200人が結集しました。

 2日は朝から座り込みを実施。行動では歌や踊りと共に、県民投票の全県実施の喜びの声が上がりました。

 沖縄県統一連・中村司代表幹事は「民主主義と権利を守る運動が広がった大きな成果」と述べ、オール沖縄共同代表の高良鉄美琉球大学大学院教授は、「これ以上、政府は地方自治と民意を押さえつけることはできない」と強調しました。

 当初は県民投票を実施しないと表明していた各市からの参加者も発言。「うるま市島ぐるみ会議」の伊芸祐得事務局長は、市長に実施を繰り返し要請した経緯を語り、「拒否していた5市で実施することになってホッとした。今後は投票率の上昇、『反対にマル』の声を大きくしていこう」と訴えました。

 ゲート前の行動に初めて参加したという沖縄国際大学3年生(21)は、「辺野古新基地は県民全員の問題。全県実施はうれしいし、皆が投票できるのは当たり前のこと。新基地反対の意思を伝えたい」と語りました。

 行動には各政党・会派の代表者も参加しました。


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