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2019年1月30日(水)

うるま 県民投票参加へ

沖縄 市長「強い思いが動かす」

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(写真)県民投票参加を求める署名を島袋市長(左)に提出する「『辺野古』県民投票の会」の元山代表(右)=29日、沖縄県うるま市

 2月24日の沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票の事務を執行しないで、事実上、県民投票の不参加を表明していた島袋俊夫うるま市長は市役所で29日、県議会で「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択とする同投票条例改正が可決されれば、事務を執行し、投票に参加する意向を示しました。

 同日に条例改正は県議会で可決。島袋市長は、これに先立つ、県民投票参加を求める署名を提出した「『辺野古』県民投票の会」との面談で参加意向を明らかにしました。同会の元山仁士郎代表らに対し「みなさんの強い思いが動かした」と語りました。

 島袋市長は「県に求めてきたことが決定されるから、こんなに喜ばしいことはない。県議会の可決、合意の下に決着すれば自然にボタンは押され、動きだす」と述べました。市議会議長を通じて市議会と意見を交換し、市長の裁量権で事務を執行することになったと説明しました。

 島袋市長は県議会の可決前、記者団に、県議会の採決で条例改正について意見が割れている自民党から退席者や反対が出たとしても、事務執行に影響はないと述べていました。2月24日の投開票についても「問題ない」とし、期日通り実施する見通しを示しました。


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