しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年1月27日(日)

声上げる時だ

県民投票で新基地阻止

沖縄

写真

(写真)県民投票キックオフ集会の参加者たち=26日、沖縄県名護市辺野古

 沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票(2月24日)に向けて、「辺野古埋め立て・新基地建設反対の民意を示す県民投票連絡会」は26日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で「県民投票キックオフ集会」を開きました。3千人以上が集まり、県民投票の成功を心に誓いました。

 県政野党の自民党も含めた県議会全会派が、賛否の2択に「どちらでもない」を加えた3択にする同県民投票条例改正案を、可決することに合意。そのことで投票不参加を表明していた5市長の姿勢も変わるなど、沖縄の明確な民意を示したい多くの県民の思いと運動が、情勢を動かしています。

 集会では高良鉄美・オール沖縄会議共同代表が「県民の底力が全県実施を実現させた。投票結果でも底力を見せよう」と訴えました。照屋義実・同連絡会共同代表は、沖縄の辺野古新基地をめぐる「痛み」が日本全体の問題であることをさらに示すため、「圧倒的な民意を示そう」と強調しました。

 翁長雄治那覇市議が「3択でも10択でも『反対』にマル。やることは何一つ変わらない」と述べ、支持政党の違いを超えた広範な声かけや取り組みを提起しました。

 市長が投票不参加を表明していた宜野湾市から参加した女性(47)は「県民投票実施を求める運動では若い人が頑張り、とても頼もしく感じています。3択に不満もありますが、投票できるようになってよかった。私は素直に『反対』にマルの一票を投じます」と語りました。


pageup