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2019年1月21日(月)

路上から安倍政治に怒り

 安倍政権の退陣を求めるデモや街頭宣伝が20日、北海道、東京、大阪で行われました。「ウソやごまかしを続ける、安倍政権への怒りを可視化させよう」と各地の市民グループ・有志がよびかけました。参加者は、安倍政治に抗議するプラカードなどを掲げ、安倍政権の退陣を求めました。


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(写真)「安倍やめろ!」と声を上げるデモ参加者=20日、東京都新宿区

東京“ウソ政権イラネ”

 東京都新宿区で行われたデモには450人(主催者発表)が参加しました。「沖縄の声を踏みにじるな」「憲法を壊すな」「戦争煽(あお)る首相はクビ」「弱者いじめの政権イラネ」などのメッセージが書かれたプラカードやフラッグが並びました。肉声とドラムで「安倍はやめろ」の声を響かせました。

 東京都三鷹市に住む女性(56)は、段ボールに手書きで「ウソばかり アベヤメロ」と書いたプラカードを掲げて行進しました。「安倍政権はウソやねつ造ばかり。絶対に、選挙で与党の議席を減らしたい。そのために私も頑張ります」

 千葉市に住む男性会社員(46)は、「どの問題を見ても、憲法や法律、ルールを無視した政治が行われている。許せません」とデモに参加。「自分には、抗議に参加することぐらいしかできないが、これからも声をあげ続けていきたい」と話しました。

 デモを呼びかけたのは、市民有志でつくる「怒りの可視化」の人たち。そのひとりは、「いま多くの人が安倍政権に対して怒っています。そのことを、もっと路上で見せていく必要があると思い、デモを計画しました。今年は、安倍政権を終わらせる年にします」と語りました。

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(写真)「安倍やめろ」「維新もうんざり」とコールする人たち=20日、大阪市

大阪“選挙で変えよう”

 大阪市でもドラムデモがおこなわれました。「ABE(安倍) OUT」「維新もOUT」と、安倍政治や維新政治の退場を求めました。約100人が参加し、市民や観光客にアピールしました。

 ドラムのリズムにあわせて「安倍やめろ」「安倍もうあきた」「維新もうんざり」とコール。「そう思うやろ」「思わへん?」と道行く人に語りかけました。観光客がしきりにスマホで撮影するなど注目されました。

 参加者は、「安倍さん、嘘(うそ)はあかんで」「軍事費使いすぎ」「消費税10%ムリ」「外国人労働者使い捨て反対」「辺野古埋めるな」「うんざり維新」「春になったら選挙いってや」など手がきのプラカードを手に行進しました。

 よびかけた市民有志の一人は、「デモだけではなく、選挙に行かないと政治は変わらないという人がいます。私も、選挙に行くだけではなく、選挙を手伝い始めました」と述べ、参加者にさまざまな形での政治参加を訴えました。


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