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2019年1月21日(月)

県民投票の成功を 山下副委員長

沖縄・豊見城

 名護市辺野古への米軍新基地建設反対を掲げる「オール沖縄」の山川市政を支える議会をつくるかどうかが問われる沖縄県豊見城市議選(2月3日告示、10日投票/定数22、2減)で、日本共産党5氏の全員勝利に向けた演説会が19日夜、同市内で開かれました。

 ギマ盛昭、瀬長ひろし(以上現)、まえさと保、瀬長つねお、新垣りゅうじ(以上新)各予定候補が山川市政を支え、全学校へのエアコン設置など、市民の暮らしを守る決意を表明。多くの人たちが足を運び、最初に用意した椅子が足りなくなるほどでした。

 日本共産党の山下芳生副委員長が応援演説に立ち、昨年の沖縄県知事選、豊見城市長選などで示された「新基地ノー」の圧倒的な民意を踏みにじり、埋め立て土砂の投入を強行した安倍政権の暴挙に対して、土砂投入中止を求めた署名が全世界で20万人をこえるなど、県民のたたかいに連帯が広がっていることを紹介しました。

 また、辺野古埋め立ての是非を問う県民投票(2月24日)で、5市長が投票実施を拒否し、自民党国会議員が妨害を指南する資料を配布していたことについて、「憲法で保障された法の下の平等に反する行為であり、絶対に許されない。背景には、安倍官邸の意向が働いていることは間違いない」と批判。「何としても全県で県民投票を成功させよう」と呼びかけました。

 そして、「県民投票の直前に開かれるのが豊見城市議選です。日本共産党が全員勝利し、県民投票を妨害する自民党に1票も渡さない選挙にしよう」と訴え、力強い拍手に包まれました。

 演説会では、昨年当選した山川仁市長もあいさつ。「5人全員当選が、市民本位の市政をつくることになる」と必勝を呼びかけ、「保守も革新も超えて心を一つにして、イデオロギーよりアイデンティティーの考えを全国に発信しよう」と訴えました。参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員も駆けつけ、必勝を訴えました。


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