2019年1月20日(日)
貧困実態知り暮らし守る
京都で学習交流
倉林議員らが報告
|
京都府内でも格差と貧困が大きく広がる下で、医療介護の実態がどうなっているのかを学び交流する集会が18日、京都市内で開かれ120人が参加しました。日本共産党京都府委員会、同党京都府議団、京都市議団の主催。
日弁連貧困問題対策本部副本部長の尾藤廣喜弁護士と、日本共産党の倉林明子参院議員(参院京都選挙区予定候補)が報告しました。
尾藤氏は、安倍政権の下、あらゆる階層で貧困と格差が広がったことを豊富な資料を使って紹介。「憲法13条、25条に基づいて、国民は権利として社会保障の充実を求めることができる」と強調し「マスコミも貧困の実態を正確に伝えていない。まず実態を知り、問題点を広く訴えること。バラバラで分野ごとに運動するのではなく、一致できる点でつながりを広げよう」と呼びかけました。
倉林氏は「議員になって以来、高すぎる国保料が市民の命を侵害するような実態に胸を痛めてきた」と語り、昨年11月に党が発表した国保料(税)引き下げ提案を説明。国保の均等割、平等割をなくせば協会けんぽ並みに保険料を引き下げられることを示し、「広く一致できる提案。選挙で共産党を伸ばして、ぜひ実現させてほしい」と訴えました。
玉本なるみ市議、みつなが敦彦府議がそれぞれ報告。生健会、京商連、新婦人などから発言があり、深刻な実態や運動の交流が深められました。