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2019年1月12日(土)

激戦 2019統一地方選

福岡県議選・北九州市若松区(定数2) 山口りつ子予定候補(69)

教育・災害 声くみあげ

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(写真)演説会参加者と握手する山口予定候補=北九州市若松区

 統一地方選の福岡県議選で、定数2の北九州市若松区で必ず現有議席を守り抜き、県議会で党の5議席を実現しようと、山口りつ子予定候補(69)=現=が全力を挙げています。

道路無料化実現

 「若戸大橋の無料化をみなさんと喜び合いたい。これからも住民の願いを実現するため全力を尽くします」―山口予定候補の街頭での訴えに、大きな声援が送られています。洞海湾に隔てられた戸畑区につながる生活道路、若戸大橋は12月に無料化。住民とともに署名や裁判で無料化運動をけん引してきた日本共産党と山口予定候補には、さらなる要求実現の期待が寄せられています。

 自公が多数を占める県議会と小川洋県知事の下、ダム建設など巨大開発の一方で、必要な子育て、教育予算さえ切り詰める冷たい県政が行われてきました。党県議団は前回県議選で取り戻した2議席の力で、「病気になっても代わりの教員が来ない」と悲鳴が上がっていた深刻な教員不足改善に向け、正規の教員採用数を抜本的に拡充させました。特別支援学校の増設や子ども医療費助成拡充には地域から大きな歓迎の声が上がっています。

 山口予定候補は、県議会で放課後児童クラブ(学童保育)の利用料が月1万円近くにもなることを追及。全国で初めて県の利用料減免制度が実現しました。放課後児童支援員の女性(68)は「親の経済状態と関係なく参加の門が開かれなければ。現状をよく知る山口さんは県議会で『全ての子どもに目を向けよ』と言ってくれた」と語ります。

災害救援に全力

 若松区内の私立高校に勤務、31年の教師生活の後、2003年に県議初当選。2期8年、福岡西方沖地震や西日本豪雨などの災害で直ちに調査、救援に駆け付け、公営住宅の耐震化や崖崩れ対策などにつなげました。九州北部豪雨の被災地、朝倉市杷木(はき)に住む佐々木明子市議(無所属)は「党員でもない私の災害対策などの問いに、いつも丁寧に回答くださる。山口さんは県政に重要な議員」と語ります。

 街頭宣伝や演説会では増税の影響に触れ、「実質賃金も家計消費も下がり、地域の経済が壊されています」と訴え。初めて演説会で話を聞いた女性(53)は「周りを見ると、消費税が上がった割に福祉や介護が良くなっていない。山口さんに数字を挙げてはっきり教えてもらい、とてもよかった」と話します。

 山口予定候補は訴えます。「あきらめずに増税中止の声を上げ、統一地方選と参院選での日本共産党躍進で安倍政権を倒しましょう」


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