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2019年1月11日(金)

沖縄市長に参加要請

「辺野古」県民投票の会

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(写真)桑江市長(左端)と面談する(右から)沖縄市民の喜納さん、「会」の安里副代表、元山代表=10日、沖縄市役所

 沖縄県の「『辺野古』県民投票の会」(元山仁士郎代表)は10日、来月24日の同県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票に不参加を表明している沖縄市の桑江朝千夫市長と市役所で面談し、県民投票への参加を要請しました。

 沖縄市民として同県民投票条例の直接請求署名に賛同した喜納高宏さんが同席し「僕は桑江市長にも県民投票に反対した市議にも、一票を投じた。それは市政を任せたのであって、県民投票の賛否まで託したわけではない。僕は(県民投票で)一票を投じたい」と強調しました。

 さらに「(辺野古新基地)容認の意見も県民投票に反映されるのだから、(投票の)権利を奪わないでほしい。県政・市政の汚点として残る。再考を」と迫りました。

 会の安里長従副代表も「投票で選ばれた方が、投票権を奪うことはあってはならない」と訴えました。

 桑江市長は「(県民投票予算)が2回も(市議会で)否決されたことは、私にとってとても大きなことで、尊重せざるを得ない」と述べ、改めて県民投票に不参加の考えを示しました。


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