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2019年1月6日(日)

きょうの潮流

 きょうは小寒、寒の入りです。すでに身を切る寒さに見舞われている地もありますが、それを吹き飛ばすような気構えが年初から聞こえてきます。〈きびきびと応ふる寒に入りにけり〉松本たかし▼「年明けから、もうラストスパート」。目前に迫る統一地方選挙。取材で訪ねた各地の候補者たちは口をそろえていました。先頭に立って駆けめぐり、支える党員や支持者とともに、日本共産党の議席を守り増やし、ひとりでも多くの声を政治に反映しようと▼届いた年賀状からも意気込みが伝わります。今だけ、カネだけ、自分だけ。6年に及ぶアベ政治をそうまとめた先輩は、3・11で気付かされた“絆”を大事にする精神を取り戻そうと呼びかけています▼「共闘の力で政治の転機をつくりたい」「新しい時代をつくる好機」「誠実に生きられる勇気と希望を感じられる年にしたい」―。歴史を自分たちの手で染め上げるという前向きな心持ちは読者からも▼今年は春の統一地方選と夏の参院選が重なる12年に1度の亥年(いどし)です。安倍首相は年頭の会見で、日本がどのような国を目指すのか、国民に訴えていきたいと口にしました。日米軍事同盟や改憲に執着する姿勢を改めて示しながら。人びとに不幸をもたらす彼らの国づくりに未来はあるのか▼政治を変える2019年。寒風のなか、雪のなか、全国で奮闘する同志たちに志位委員長は訴えました。「今年を戦後最悪の安倍政権の最後の年――安倍政治サヨナラの年にしようではありませんか」


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