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2019年1月6日(日)

米原潜 寄港・滞在日が増

18年 13隻60回のべ160日

グラフ:米原子力潜水艦の寄港状況の推移

 米海軍原子力潜水艦の日本寄港が2018年の1年間で13隻60回、のべ160日におよぶことが、寄港地を抱える自治体の集計で分かりました。17年比で艦数は3減したものの、寄港回数(17年58回)と滞在日数(17年137日)が上回りました。

 寄港回数と滞在日数の内訳では、沖縄県の米海軍基地ホワイトビーチ(うるま市)が26回で、滞在はすべて1日にとどまりましたが、17年の16回から大きく増えました。神奈川県の米海軍横須賀基地は19回(17年16回)で70日。長崎県の米海軍佐世保基地は15回(同26回)で64日となりました。

 月別の寄港数では12月が10回と最多で、1月の9回、8月の8回と続きます。

 艦船別では、超大型の攻撃型原潜のロサンゼルス級・トピーカが最多の11回で、同級のアレキサンドリアが8回。オハイオ級原潜・ミシガンが8回寄港しました。

 18年は朝鮮半島の非核化を確認した米朝首脳会談や、米韓合同軍事演習の縮小・中止がありました。他方、東シナ海や南シナ海での中国海軍の活発化などがあり、日本への米原潜の寄港回数は依然として多いものとなっています。

表:米原子力潜水艦の寄港状況(2018年)

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