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2018年12月29日(土)

県民投票権利奪うな

沖縄 宜野湾市に実施求め集会

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(写真)松川市長に県民投票予算の執行を求める人たち。前列右端は日本共産党の宮城力宜野湾市議=28日、沖縄県宜野湾市役所前

 来年2月24日実施の沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票をめぐり、同県宜野湾市民100人が28日、市役所前で集会を開き、県民投票実施のための予算を執行せず投票を実施しないと表明している松川正則市長に対し、「予算を執行してください」「あなたにしかできない行政処分だ」との声を上げました。

 小林武沖縄大学客員教授があいさつで「辺野古(新基地)に賛成の人も含め、投票権が奪われようとしている。今こそ賛否を超えて憤りを共有しよう」と訴えました。

 日本共産党の宮城力市議が「県民投票実施のため、ともに頑張ろう。安倍政権に屈してはいけない」と訴え、参加者は「頑張ろう!」と三唱しました。

 来月5日に「県民投票を実現する じのーんちゅの会(仮称)」が結成され、同市野嵩(のだけ)2の7の3に事務所を構えます。

 県民投票をめぐり、宜野湾市と宮古島市で市議会が予算を再議でも否決し、首長が実施しないと表明。市議会が再議まで否決した沖縄市と石垣市は首長の判断待ちです。うるま市と糸満市は来月8日に再議に付されます。県内全41市町村中、35市町村では実施が決まっています。


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