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2018年12月22日(土)

落下傘、演習場外に

東富士投下訓練の米軍輸送機

 在日米軍横田基地(東京都多摩地域5市1町)配備の米空軍C130J輸送機が、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県御殿場、裾野両市と小山町)で訓練中にパラシュートを演習場外へ落下させていたことが21日、わかりました。

 防衛省南関東防衛局によると事故が起きたのは19日午後4時ごろ。パラシュートに物量をつけて輸送機から投下する訓練中に、パラシュートのみが演習場南側の裾野市の工場団地付近に落下したとしています。

 落下したパラシュートとみられるものは、演習場近隣の場外で発見され、陸上自衛隊が保管。米軍のものか確認中といいます。

 東富士演習場周辺では、2015年7月に、米陸軍ヘリが薬きょうを小山町の中学校のテニスコートに落下させた事故のほか、16年3月には横田基地のC130輸送機から降下訓練をしていた米陸軍兵士が御殿場市の工場の駐車場に誤って降下する事故を起こしています。横田基地でも今年4月、降下訓練中の米海兵隊員がパラシュートの一部を羽村市の中学校のテニスコートに落下させるなどの事故が起こっています。


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