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2018年12月21日(金)

きょうの潮流

 「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。ホワイトハウスにこの声を届けよう」。タレントのローラさんも呼びかけた電子署名が大きく広がっています▼県民投票の実施まで辺野古の埋め立て停止を。トランプ大統領に求める署名は開始から10日後に目標の10万人をこえ、今も増え続けています。要件を満たしたことで米政府は60日以内に対応を検討し、公式に回答することになります▼「政府が寄り添えないなら国民が寄り添えば」(漫才コンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん)「沖縄の問題ではなく、日本全体の目の前の、私たちの課題として」(タレントの東ちづるさん)「僕も署名しました。1分もかかりません」(作家の平野啓一郎さん)。各界の著名人も次々と▼国境をこえた連帯の輪は署名だけではありません。本紙特派員が伝えたように首都ワシントンをはじめ米国の7都市では土砂投入に抗議する一斉行動。沖縄とともに立ち上がろうと▼世界的な環境保全団体WWFジャパンも、自然環境を脅かすと日本政府に抗議の意を表明。世界平和アピール七人委員会は「沖縄県民の意思を無視し対話を拒否する政府を許容してはいけない」と国民に呼びかけています▼みんなの力で沖縄を守ろう。デニー知事は感謝とともに、たくさんの人とつながっているうれしさを表しました。一人ひとりが声をあげて行動する。それが強権政治から自分たちを守ることにもつながっていきます。


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