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2018年12月20日(木)

違法な「曲技飛行」だめ

ブルーインパルス 本村議員らが要請

防衛省・国土交通省

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(写真)国交省に要請書を手渡す平和委員会のメンバーと本村伸子衆院議員(左端)=17日、衆院第1議員会館

 日本共産党の本村伸子衆院議員は17日、愛知県と奈良県で住民が刑事告発を行った航空自衛隊「ブルーインパルス」の展示飛行について、衆院第1議員会館で、国土交通省と防衛省から聞き取りを行いました。愛知、奈良などの平和委員会から5人のメンバーが出席し、航空法違反の恐れがある、危険な住宅密集地での「曲技飛行」を行わないよう要請しました。

 平和委員会のメンバーは、「防衛省は曲技飛行にあたるかどうか、勝手に判断している。なぜ、所管省である国土交通省に照会しないのか」「国土交通省は、航空自衛隊の行った飛行について調査し、国の許可が必要な“曲技飛行”にあたるかどうか判断すべきだ」と、住民の安全に無責任な姿勢を改めるよう求めました。

 防衛省は、航空法で規定された曲技飛行にあたると指摘された飛行について、「通達で曲技飛行ではないと明確に区別している」などと強弁。

 国土交通省は、航空自衛隊の展示飛行について、告発が受理された後も調査を行っておらず、告発の内容も飛行の内容も把握していないことが明らかになりました。


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