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2018年12月11日(火)

安倍政権の暴走を告発

北海道北見 市田副委員長

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(写真)市田氏の訴えを聞く聴衆=9日、北海道北見市

 北海道の日本共産党北見地区委員会は9日、市田忠義副委員長を迎えて、北見市で演説会を開きました。氷点下20度と今年最低になる中、聴衆が駆け付けて会場を埋め、熱気があふれました。

 市田氏は、あらゆる面で大破綻した安倍政権が外国人労働者の使い捨てを拡大する入管法や、浜を企業の食い物にする漁業法改悪を一気に押し通した暴走政治を告発。「これは強さではなく、行き詰まりの表れだ」と言うと、「そうだ」の声が飛びました。

 安倍政権を倒したい願いは実現できるかと問いかけ、「答えはきわめて簡単。選挙で勝てばいい」と強調。忘れない、諦めない、連帯を合言葉に、暴走の先導役の道政の転換と参院選で市民と野党の共闘の勝利、その心棒の日本共産党を躍進させようと訴えました。

 最後に、演説会を前に、党の先輩、宮本顕治が収監されていた網走刑務所を訪ねたことに触れ、暗黒政治の時代に侵略戦争反対、主権は国民にあると命がけでたたかった党の値打ちを語り、「激動の時代に未来を切り開く党の一員に」と心から呼びかけました。

 畠山和也前衆院議員(参院道選挙区予定候補)は、震災に便乗し路線切り捨てを狙うJR北海道を批判。「寄り添ってこそ日本共産党。党の躍進へ全力を挙げる」と表明しました。

 50代の女性は「市田さんの話に元気づけられ、確信が持てました」と語り、市内の女性(65)は「共産党を除くという言葉を聞かなくなった意味がよく分かりました」と笑顔で話しました。


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