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2018年12月4日(火)

NECリストラ阻止へ

「対策会議」が結成総会

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(写真)基調報告する米田委員長(正面中央)=1日、川崎市中原区

 電機大手のNECが国内工場を統廃合し、3000人の黒字リストラを進めている問題で1日夜、「NECリストラ対策会議」(神奈川労連、電機・情報ユニオン、日本共産党神奈川県委員会など)の結成総会が川崎市中原区で開かれました。

 61人が参加し、リストラから雇用と地域経済を守るなどとする方針を決定しました。

 同会議の代表委員を務める電機・情報ユニオンの米田徳治委員長が基調報告し、団体交渉でリストラを阻止しようと強調。同ユニオンの結成でNECとの団交が進み、組合員のほとんどが退職強要を受けていないとして、国際労働基準を活用する取り組みで運動を前進させる流れができつつあると話しました。

 NECの現役労働者が退職強要の実態や、たたかいへの決意などを語るとともに、NECディスプレイソリューションズに不当解雇された青年労働者への支援が呼びかけられました。

 川崎合同法律事務所の川岸卓哉弁護士、日本共産党の畑野君枝衆院議員、しいばかずゆき参院比例候補が来賓あいさつ。川岸氏は、「みなさんのたたかいは労働者の人権と職場を守るとりで。みなさんとともに全力でたたかう」と語り、畑野氏はNECの黒字リストラ問題を国会で追及していく決意を述べました。

 電機労働者懇談会の今井節生代表世話人、かながわ総研の岡本一副理事長、共産党川崎市議団の市古映美団長、東京都港地区委員長の千葉一成氏が連帯を表明しました。


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