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2018年11月28日(水)

県民投票 来年2月24日に

沖縄知事発表 辺野古埋め立て問う

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(写真)「辺野古県民投票は来年2月14日告示、24日投票」と発表する玉城デニー知事=27日、沖縄県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は27日、県庁で記者会見し、「辺野古(同県名護市)米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票」を来年2月14日告示、24日投票とすると発表しました。「県民投票は県民の要請で条例が定められて行われ、県民が意思を示す非常に重要な機会だ。そのことそのものの意義が大きい」と強調しました。

 県民投票の日程についてデニー知事は「投票資格者の便宜を最優先に、投票事務を行う市町村の状況も踏まえ、検討した結果だ」と述べ、一部自治体が投票事務の実施を保留していることについて「全ての市町村で投票が行われるよう真摯(しんし)に協力を求めていきたい」と語りました。

 県民投票に臨む立場については「条例で知事は、県民が賛否を判断する必要な広報・情報提供を客観的・中立的に行うと規定されている。客観的・中立的に投票を呼びかけていきたい」としました。

 「『辺野古』県民投票の会」の元山仁士郎代表も27日に県庁で記者会見し、「県民投票は民主主義を成熟させる取り組みだ。沖縄の10年、100年先を見据えて県民が話し合い、意思を示すことは、必ず歴史に刻まれ、私たちの記憶に残っていく」と改めて意義を訴えました。


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