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2018年11月21日(水)

「ゼロハラ」プロジェクト発足

企業社長の宣言紹介

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(写真)あらゆるハラスメントをなくす「プロジェクト」発足の記者会見をする(左から)小島、松中、白河各氏=20日、厚生労働省内

 エッセイストの小島慶子さん、少子化ジャーナリストの白河桃子さん、「なくそう!SOGIハラ」実行委員会代表の松中権氏が20日、厚生労働省内で記者会見し、セクハラやパワハラ、ネットでの中傷など「日本におけるあらゆるハラスメントをなくすためのプロジェクト」を発足させたと発表しました。

 小島さんは「ハラスメントがあふれているが日本では声をあげられない人が多い。ハラスメントをなくすには企業・組織トップの意識、理解が重要だと考えた」と述べました。

 同プロジェクトは「すべての職場におけるハラスメントゼロ」に賛同する企業、団体、自治体のトップに「ゼロハラ宣言」の決意表明を公表してもらう取り組みを開始。会見では「ハラスメント問題への理解を深め、行動を変化させていかねばならない」(青野慶久サイボウズ社長)、「ハラスメントのない社会を作ることで次世代への責任を果たしたい」(末松弥奈子ジャパンタイムズ社長)との「宣言」が紹介されました。

 会見には評論家の荻上チキ氏が同席。同プロジェクトで1万2000人規模のハラスメント実態調査を実施しており、近く公表すると述べました。


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