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2018年11月19日(月)

統一地方選・参院選 共産党躍進へ演説会各地で

空白克服し県議会一新 この力さらに大きく

三重2カ所 志位委員長訴え

 日本共産党は18日、来年の統一地方選挙と参院選での躍進へ、党幹部、国会議員・予定候補、地方議員・予定候補が全国でマイクを握りました。志位和夫委員長は三重県津市・四日市市、小池晃書記局長は新潟県十日町市、市田忠義副委員長は北海道小樽市、山下芳生副委員長は札幌市厚別区・東区で、大破綻に陥っている安倍政治を切り替え「憲法9条を生かした平和日本を築こう」(志位委員長)などと力を込めて訴えました。


 志位委員長は三重県の津駅前と四日市市で、参院選で安倍政権退場の審判を下し、井上さとし議員ら比例予定候補7人全員勝利、三重選挙区の中川たみひで予定候補勝利を訴えるとともに、前回県議選で4年ぶりに空白を克服し、県民の声が届く県議会へ一新させた党県議団の光る値打ちを熱く語り、「この力をさらに大きく」と訴えました。

 志位氏は、党の岡野恵美、山本りか両県議が誕生したことで、県民が1万人以上の署名を集めても紹介議員がいなく請願が出せなかった状況が一変し、「県民の声が届き、県民の声で県政が動くようになった」と強調。3月議会までの3年間で県議会に提出された48件の請願のうち46件で共産党が紹介議員となり、35件が採択されたと紹介すると、拍手が起こりました。

 子どもの医療費助成制度は請願の採択と党県議団の粘り強い論戦で窓口無料化が実現。志位氏は「共産党議員団をさらに大きくし、対象年齢を引き上げ、所得制限の撤廃を」と力を込めました。

 2016年の伊勢志摩サミット受け入れのための交通安全予算大幅削減で横断歩道や「止まれ」の道路標識が塗り替えられず“横断歩道が消えた”という問題が起こりました。志位氏は、県議団の改善要求で同予算が17年度で前年から3倍近く伸び、今年度も県内4000カ所以上で横断歩道や道路標識の塗り替えが進められていることを紹介し、「塗り替えを見たら共産党県議団の実績と広げてください」と呼びかけました。

 野党共闘の努力とあいまって県議会でも共同の取り組みを広げ、安保法制廃止や共謀罪法案の慎重審議要求などの意見書を次々に可決。特に3月可決の「核兵器禁止条約への署名と批准を求める意見書」は、岩手、長野に続く全国3番目の快挙だと強調した志位氏は「国の間違った政治にノーを突きつける県議会に変わった」と述べ、県議選での現有2議席絶対確保と鈴鹿市区での森川ヤスエ予定候補の勝利を訴えました。

 津市区(定数7)の岡野氏、四日市市区(同7)の山本氏が決意表明し、鈴鹿市区(同4)に挑む森川氏も登壇しました。


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