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2018年10月23日(火)

豪雨で太陽光パネル崩壊

武田・金田氏ら調査 兵庫県2市

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(写真)現地調査をする(左から2人目から右へ)武田、金田、谷川の各氏=22日、兵庫県姫路市

 近年増え続ける太陽光発電所で山林などを切り開き斜面にパネルが設置されている問題で、日本共産党の武田良介参院議員と金田峰生参院兵庫選挙区予定候補は22日、7月の西日本豪雨による兵庫県姫路市と神戸市須磨区の災害現場を調査しました。

 姫路市では、斜面と太陽光パネルが崩壊し、近隣住民から不安の声が寄せられています。市の担当者が、市として現地調査ができず、災害状況や土砂、パネル撤去など事業者からうけた報告について説明。パネル設置について、急斜面への設置や開発面積が規制以下で規制を受けないことなどへの懸念と姫路市が安全基準など政府へ緊急要請した内容を説明しました。

 武田議員は、国が規制を検討していることを紹介し、「規制基準を作るためにも原因の究明、検証が重要。FIT(固定価格買取制度)の認定取り消しの対応も必要です」と応じました。谷川まゆみ姫路市議が同行しました。

 神戸市須磨区では、崩落地に隣接する住民と山本じゅんじ神戸市議が、崩壊時の状況と事業者の対応を説明し、いつ崩れてもおかしくない状態への不安を語りました。

 県庁では、党県議団とともに、県の担当者から太陽光発電施設にかかわる県の条例と対応について説明をうけました。


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