2018年10月23日(火)
城間氏 3.7万票差の圧勝
那覇市長選「デニー県政と心一つに」
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21日投開票の那覇市長選では、辺野古米軍新基地(沖縄県名護市)建設反対を貫いた翁長雄志前知事の遺志を継ぎ、玉城デニー県政を支えると訴えた「オール沖縄」で現職の城間幹子氏が、自民、公明、維新、希望の各党が推薦した翁長政俊前県議に約3万7千票の大差をつけて圧勝し、再選を果たしました。
22日朝、城間市長は市内安里十字路に立ち、行き交う市民に「ありがとうございました」とあいさつ。自宅の記者会見では、「4年間の市政運営をご理解いただいた。さらに市民に寄り添う政治を心がけたい。32万市民の負託に応えられるように頑張りたい」と決意を表明しました。
知事選でデニー氏は、那覇市でも相手候補に約2万7千票差で圧勝。城間氏はその知事選を上回る圧倒的勝利を得たことになります。
城間氏は「1期目に掲げた待機児童の問題はゼロに向けていきたい」と強調。翁長前知事の遺志を引き継ぎ、辺野古新基地建設の阻止をぶれずに目指すデニー県政と「気持ちを一つにしていきたい」と語りました。
県議会で条例案が審議中の辺野古新基地の是非を問う県民投票については、「一つの民意を示す手法の権利なので、新基地建設に対する民意を突き付ける意味でも有効だと考えます」と述べました。
選挙結果は次の通りです。
当城間 幹子67無現
79677
翁長 政俊69無新
42446
(投票率48・19%)