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2018年10月21日(日)

横田配備のCV22オスプレイ

米空軍内で事故率突出

最も深刻 クラスA4.05、クラスB41.87

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(写真)東京・米軍横田基地に到着し、駐機するCV22オスプレイ=4月5日

 米軍横田基地(東京都福生市など5市1町)に配備されている特殊作戦機CV22オスプレイの事故率(10万飛行時間当たりの事故数)が、最も深刻な「クラスA」で4・05、「クラスB」で41・87と、米空軍機の中で突出して高いことが分かりました。

 「クラスA」は死者または200万ドル(約2億2500万円)以上の損害が出た事故。「クラスB」は50万~200万ドルの損害や一部永久的な障害が残るけが人が発生した事故と定義されています。

 米空軍安全センターによれば、2017米会計年度(16年10月~17年9月)でのCV22のクラスA事故率は4・05で、F22ステルス戦闘機の5・19に次ぐ高さです。クラスBは41・87で、2番目に高いB1戦略爆撃機の18・69を大きく引き離しています。

 米軍内では、担当者の責任逃れのため、過去にCV22のクラスA事故の一部をクラスB以下に分類するという改ざん疑惑も持たれており、クラスAの事故率はさらに高い可能性があります。

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 CV22は、主に敵地に潜入する特殊作戦部隊の輸送を担い、夜間飛行能力も強化されています。夜間や超低空での飛行、パラシュート降下など危険な訓練を各地で行うため、事故率が高くなっているとみられます。

 CV22は、米国内ではフロリダ州、ニューメキシコ州の2カ所に配備されていますが、いずれも周辺に民家は存在しません。米空軍の中で突出した事故率を記録するCV22を、世界で最も人口過密と言える日本の首都圏に配備し、自由勝手に飛行させるのは異常事態と言えます。

 1日には、横田基地にCV22が5機正式配備されたばかり。同基地に配備されている米空軍C130輸送機のクラスB事故率は1・48で、CV22の事故率の異様な高さがうかがえます。


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