しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら

2018年10月15日(月)

首相、観閲式で改憲発言

自衛隊を前に異常な執念

 安倍晋三首相は14日、陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県朝霞市など)で行われた自衛隊観閲式での訓示で、自身が目指す憲法9条への自衛隊明記を念頭に、「今や国民の9割が敬意を持って自衛隊を認めている。政治がその役割をしっかり果たさなくてはならない。私はその責任をしっかりと果たしていく決意だ」と述べ、9条改憲への執念を示しました。

 9月の自衛隊高級幹部会同への訓示に続き、政治的中立が最も厳しく求められる実力組織を前に改憲の狙いを示したことは憲法の平和原則と閣僚の憲法尊重擁護義務(99条)を踏みにじるものです。

 首相はまた、年末に予定する新たな防衛計画の大綱策定に向け「これまでの延長線上ではない、数十年先の未来の礎となる防衛力のあるべき姿を示す」と述べ、安保法制=戦争法や改憲を念頭においた軍事力強化に意欲を示しました。

 観閲式には空自のステルス戦闘機F35A2機が青森県の三沢基地から初参加しました。F35をめぐっては、米軍が米国内でのF35Bの墜落事故を受け国内外でのF35の運用を一時停止していましたが、岩屋毅防衛相は空自三沢基地に配備している9機のF35Aの安全性を確認したとし、観閲式の飛行は予定通り行われました。米軍の垂直離着陸機MV22オスプレイ2機が「祝賀飛行」を実施。今年3月に新設した陸自の水陸機動団が水陸両用車両(AAV7)に乗って米軍と共に行進し、日米間の連携を誇示しました。


pageup