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2018年10月12日(金)

佐川氏を偽証告発せず

参院予算委 金子委員長が判断

 参院予算委員会の金子原二郎委員長は11日、森友学園問題をめぐって国会で証人に立った佐川宣寿元財務省理財局長を偽証告発しない判断を示しました。同日の同委員会理事懇で、自民党筆頭理事の石井準一議員が、与野党の協議がまとまらないことを理由に委員長に判断を委ねました。

 日本共産党、立憲民主党などの野党は、議院証言法は虚偽の陳述があれば「告発しなければならない」と定めているとして、根拠を示して告発すべきだと主張。国会が1年以上だまされてきた問題で、佐川氏の証言が虚偽ではないという根拠を示さずに、金子委員長の判断で告発しないとすることに強く抗議しました。

 自民、公明の与党は、「偽証の疑いがあるとは言い難い」などとする「見解」を提出したものの、判断の根拠は示しませんでした。


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