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2018年10月7日(日)

英記者ビザ更新 香港政府が拒否

独立派講演会関与と関連か

 【北京=釘丸晶】英紙フィナンシャル・タイムズは5日、香港政府が同紙アジア版編集担当のビクター・マレット記者のビザ更新を拒否したと明らかにしました。

 同記者は香港外国特派員協会の副会長で、同会が8月に香港独立を主張する政治団体・香港民族党の陳浩天代表を招いた講演会で司会を務めていました。中国当局や香港政府は香港独立の動きを警戒しており、先月24日には民族党の活動禁止を命令。ビザの更新拒否は講演と関連があるとみられます。

 今回の拒否について、香港政府は「個別の案件についてはコメントしない」とした上で「入境管理局では申請ごとに関連の法律と政策に基づき、個別の案件の状況を十分考慮して決定している」と述べるにとどめました。

 一方、英外務省は香港政府に説明を求める声明を発表。「香港の高度の自治と報道の自由は香港の生活様式の中心であり、十分に尊重されなければならない」と指摘しました。

 香港特派員協会も声明を発表し、「言論の自由は法律の保障するところで合理的説明を欠くのであれば当局は関連の決定を取り消すべきだ」と求めました。

 民主派政党・民主党の涂謹申(と・きんせい)立法会議員は現地メディアに「同様のやり方は中国本土ではよく見られるが、香港で起こるとは思わなかった」と語り、香港政府は香港を中国本土のように変えようとしていると批判しました。


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