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2018年10月4日(木)

福祉避難所指定して

紙・畠山氏 難病連とエール交換

北海道

写真

(写真)あいさつする紙氏(右)=3日、札幌市

 日本共産党の紙智子参院議員と畠山和也前衆院議員は3日、「国の責任で医療と介護の充実を求める北海道集会実行委員会」が主催する札幌市での公開学習会に駆け付け、道難病連の増田靖子代表理事の講演を聞き、エールを交換しました。

 増田氏は、北海道地震が発生した際、札幌市は電話連絡だけだったと厳しく指摘。「紙議員は、すぐに来てくれ、実態を聞き、その後も訪ねてくれました」と感謝しました。

 増田氏に促され、あいさつに立った紙氏。大地震の翌日の7日に畠山前議員と難病連を訪ね、11日には上京し、厚生労働省に障害者が地震のなかで置かれている実態を伝え、どういう対応になっているのかとただすと、“市町村が福祉避難所を指定できる”と答えたと報告。「しかし、札幌市ではそれがなされませんでした。いま野党合同のヒアリングで問題提起しています。今日聞いた話も参考にさせてもらい、国会で取り上げていきます」と表明しました。

 増田氏は「北海道難病センターを福祉避難所に指定してほしいと札幌市に要請しましたが、さまざまな理由をつけて指定してくれませんでした。なぜ何もしなかったのか。札幌市、道、国の責任で福祉避難所を指定してほしいとこれからも声を上げ続けます」と涙ながらに訴えました。


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