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2018年9月30日(日)

長時間労働に驚きの声

滋賀TV番組 山下副委員長が指摘

 日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は、28日深夜にびわ湖放送(滋賀県大津市)で放送された地域密着情報番組「勇(ゆう)さんのびわ湖カンパニー」にゲストコメンテーターとして出演しました。

 番組の冒頭、参院予算委員会で安倍首相を厳しく追及している場面や、野党共闘で裁量労働制のデータねつ造を追及している場面、台風21号による農業被害調査など、山下氏の活動を紹介した写真が映し出されました。

 県内の企業経営者ら12人が、▽今秋は連休ラッシュ―もうこれ以上祝日はいらない▽台風21号で関空の被害甚大―やっぱり滋賀に空港ほしかった▽日本社会とダイバーシティー(多様性)―女性専用車両は必要だ▽AI(人工知能)で未来の職業が激変―ベーシック・インカム(国が国民に一定の現金を配る)は必要だ―などの賛否を討論し、山下氏が随時コメントしました。

 祝日に関する討論を聞いた山下氏が「皆さん共通して『日本人は働き過ぎ』と感じている。その通りで、ドイツ、フランスと比べて日本の労働者の労働時間は年間300時間多い。生涯に換算すると7年ぐらい余計に働いている」と述べると驚きの声が上がりました。

 ベーシック・インカムについて「病気や障害のある人も生きるのに十分な最低所得を保障するのはOKです」と語った山下氏。世の中の仕事が人からAIに代替され、日本の労働人口の約49%が失業するとの予測について「いよいよマルクスの出番です」とズバリ述べ、労働時間の抜本的な短縮が議論となりました。

 再放送は10月1日(月)午前10時~10時55分。


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