2018年9月28日(金)
横浜米軍機墜落41年 母子悼む
基地なくす 誓い集う
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神奈川県横浜市緑区(現青葉区)で起きた米軍ジェット機墜落事故から41年がたった27日、「平和の母子像前集会」が横須賀市で開かれ、約70人が参加しました。主催は同実行委員会。
集会は、同事故の犠牲者を悼み、同じ悲劇を繰り返さず、基地をなくし、平和と憲法を守ろうと毎年開かれています。平和の母子像は、亡くなった土志田(旧姓・林)和枝さんと、その子どもたちがモデルになっています。全国からの募金で33年前に建立されました。
集会では、元新日本婦人の会神奈川県本部会長の柳下靖子さんが当時を振り返り「事故現場で見た、半分焼け焦げ転がっていたおもちゃを、今でも鮮明に覚えている」と述べ、「皆さんと一緒に基地のない神奈川、基地のない日本をつくることを頑張りたい」と話しました。
新婦人横須賀支部が同事故を伝える紙芝居「鳩よよみがえれ」を上演しました。集会に初参加した女性(44)=横浜市=は「この事故を若い人に広げ、受け継いでいかなければと思いました。来年は娘と参加したいです」と話しました。
集会には畑野君枝衆院議員、しいばかずゆき参院比例予定候補、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補が参加し、あいさつしました。