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2018年9月26日(水)

藤井七段 決勝進出

将棋新人王戦 出口三段と来月決戦

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(写真)新人王戦決勝進出を決めた藤井聡太七段(右)、手前は青嶋未来五段=25日、大阪市・関西将棋会館(撮影・峯松進)

 将棋の第49期新人王戦(しんぶん赤旗主催)の準決勝第2局、藤井聡太七段(16)対青嶋未来五段(23)戦が25日、大阪市の関西将棋会館でおこなわれ、藤井七段が勝ち、初の決勝三番勝負進出を決めました。藤井七段は、昇段により最後の新人王戦。ラストチャンスをものにできるか注目されています。

 終局後、藤井七段は「中盤、(5筋で)抑え込まれる展開にならずに手をつくることができたので、そのあたりから少しずつ指せるようになった」と対局を振り返り、「決勝三番勝負に進むことができて、公式戦での番勝負は初めてなので、落ち着いて指せるかと思うので、しっかりと全力を尽くしたい」と語りました。

 藤井七段、青嶋五段の両者は初手合。先手の青嶋五段は得意とする右玉(みぎぎょく)戦法をとりましたが、中盤、藤井七段が駒得から着実に優位を築き上げ114手で勝ちました。

 藤井七段は、10月10日からの決勝三番勝負(会場はすべて大阪)で出口若武(でぐち・わかむ)奨励会三段(23)と対戦します。

 村田智穂女流二段による本局の観戦記は「しんぶん赤旗」10月19日付から掲載予定です。


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