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2018年9月23日(日)

苫東厚真発電所 耐震基準「震度5」

道知事“知らなかった”

宮川道議追及

 震度7の北海道地震で緊急停止した北海道電力苫東厚真発電所の耐震基準が「震度5相当」だったことを高橋はるみ知事は21日、「専門的な事項の情報提供を受けていない」と述べ、知らなかったと認めました。道議会で日本共産党の宮川潤道議の代表質問に答えました。

 宮川氏は、同発電所が「震度5」の想定で「低すぎたことは明らかではないか」とただすと、高橋知事は「原因の究明を行った上で対策を実施する」と答えるだけ。宮川氏が再質問、再々質問で「震度5までの想定だったことを知事は知っていたのか。知っていたとするなら震度5の想定でよいと考えていたのか」と迫りました。

 答弁調整の時間を求めた高橋知事。幹部職員と協議した後、「道は発電設備など専門的な事項の情報提供を受けていない」と述べ、耐震設定は「供給体制に責任を持つ北電と、エネルギー政策に責任を持つ国」の問題と責任を転嫁しました。

 宮川氏は、北電が大型発電所に依存し、ブラックアウト(全域停電)で道民生活と道内産業に大打撃を与えたと批判。「エネルギーを供給するという重大な社会的責任の放棄で許されない。北電が被害の賠償責任を負うべきだ」と迫ると、高橋知事は「賠償については答える立場にない」と突っぱねました。

 質問を終えて、宮川氏は「経済産業省の職員と一緒に『節電をお願いする』と街頭で声を張り上げていたのは一体、誰だったのか。国言いなりの高橋知事の無責任ぶりを徹底的に明らかにしていきたい」と語っています。


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