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2018年9月20日(木)

翁長氏の遺志継ぎ輝く沖縄を

デニー候補が宮古島で訴え

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(写真)必勝に向けて、市民からの激励に応えるデニー氏(左)=19日、沖縄県宮古島市

 30日投票で大激戦の沖縄県知事選の必勝に向けて、同県名護市辺野古米軍新基地建設の反対を貫いた翁長雄志知事の遺志を継ぐ「オール沖縄」の玉城デニー候補は19日、宮古島(宮古島市)などで演説し「翁長知事が果たせていない誇りある豊かな沖縄を、皆さんと一緒につくっていきたい」と力を込めて訴えました。

 デニー氏は、今回の知事選の勝利によって「翁長知事の遺志を継いで沖縄全体が未来に向かって明るく進んでいく道筋を確認」したいと強調。辺野古新基地について「100年、200年先まで使われる基地を、子や孫たちに今のおとなが押し付けてはいけない。もうこれ以上、他国の軍隊の基地はいらない」と述べました。

 デニー氏は宮古島の自衛隊基地建設に触れ「地域の皆さんの思いを分断させているところがある。地域の皆さんが納得できないものは、絶対にうまくいくはずがない」と指摘。「一緒に、平和で心豊かな未来輝く『新時代沖縄』をつくりましょう」と呼びかけました。

 宮古島市で訴えを聞いた男性(50)は「政府のカネで人は動かない。基地のない安心できる生活環境をデニーさんにつくってほしい」と語りました。


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