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2018年9月19日(水)

デニー候補支持積み重ね

「オール沖縄」一丸

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(写真)街頭で訴える新日本婦人の会の人たち=18日、那覇市

 大激戦の沖縄県知事選(30日投票)で、翁長雄志知事の遺志を継ぐ「オール沖縄」の玉城デニー候補を何としても押し上げようと、「オール沖縄」が一丸となって支持拡大に全力を挙げています。

 沖縄県統一連は、「相手はこちらより2カ月も早く始動している。追いかける選挙だ」と、全国からの支援も受けながらビラを一気に配布し、支持を訴えています。瀬長和男事務局長は、口コミで“翁長知事の後継者は佐喜真だ”と広げられていると警戒を強め、「世論調査で辺野古新基地反対が7割で翁長県政への評価も高い。翁長さんの目指していたものをしっかり訴えることでデニー支持につなげたい」と語ります。

 新日本婦人の会沖縄県本部も連日、宣伝・対話を重ねています。那覇市の会員(64)が対話した40代の女性は「自民党支持だけど、翁長知事があれだけ頑張っていたのにあんな形で亡くなられてしまったから、デニーさんを推したい」と話してくれました。

 一方で、「友だちの小さな会社にも菅義偉官房長官から直々に電話があった」、「千葉出身の知り合いに創価学会の青年部が千葉から訪ねていくと電話があった」など、安倍自公政権丸抱えの佐喜真陣営も攻勢をかけています。「デニーは出遅れているが大丈夫なのか」「声がかかるのを待っていた」という人も。「激烈な選挙です。まわりにも広げてください」と力を込めて訴えます。久手堅幸子会長は「全国の応援も力になり、対話すれば広がりを実感して元気になれます。でも相手は権力総がかり。気を緩めず、一票一票を確実に積み上げていきます」と話します。

 日本共産党の支部・後援会も猛奮闘しています。那覇市の男性(69)は、携帯電話に登録してある約900件の電話番号に50音順でかけて支持を訴えています。「相手の顔を思い浮かべながら。知っている電話番号だから広がりがあるさ」と話します。

 「翁長さんは県民の中にいてくれた。佐喜真さんがいう協調とは、国のいいなりになるということ。県庁を県民の要望が通らない安倍政権の出張所にさせてはなりません」と訴え携帯電話を握りしめます。


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