2018年9月15日(土)
デニー候補勝利へ連帯
街頭で支援訴え 東京
平和委
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日本平和委員会は14日、東京・有楽町マリオン前で、沖縄県知事選での玉城デニー候補勝利へむけた連帯宣伝をおこない、米軍辺野古新基地建設に反対する署名を呼びかけました。参加者は、沖縄の衣装と三線(さんしん)に合わせ「沖縄を返せ」などをうたいながら、「沖縄にいるお知り合いにぜひ声をかけてください」と支援を訴えました。
千坂純事務局長をはじめ、「基地のない平和な沖縄をめざす会」の人たちが次つぎにマイクを握り、翁長雄志知事の遺志を受け継いで、米軍辺野古新基地建設に反対する玉城デニー候補に期待する思いを語りました。
通りかかった東京都渋谷区の男性(69)は、「沖縄の知事選に注目しています。沖縄の犠牲のうえに本土があることをもっと認識すべきです」と語り、署名に応じました。
三線の音色を聞きつけ、署名した北海道の男性(42)は、「沖縄では、私たちが知らない、報道されない事件・事故がたくさん起きています。米軍基地があるゆえに起きる事件が絶えない」と語りました。
事務所訪れ激励 那覇
非核政府の会
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非核の政府を求める会の長尾ゆり常任世話人(全労連副議長)と非核・沖縄の会の仲山忠克弁護士は13日、那覇市にある「オール沖縄」の玉城デニー沖縄県知事候補の選挙母体「平和・誇りある豊かさを!ひやみかち うまんちゅの会」の事務所を訪れ、激励しました。
両氏は、非核の政府を求める会の「デニー氏勝利のために力を尽くす」との声明(10日付)を「うまんちゅの会」の松田寛事務局次長に手渡しました。
声明は、同会が「結成いらい一貫して、核兵器廃絶・日本の核戦場化阻止、米軍基地も核持ち込みもない平和で豊かな沖縄の実現を掲げてきた」とのべ、デニー候補の出馬を心から歓迎、支持すると表明しています。
「県の(辺野古埋め立て承認撤回)判断を強く支持する」と表明したデニー候補を勝利させ、安倍政権に沖縄県民無視・違法不当な新基地建設工事を断念させねばならないと強調。「『建白書実現をめざすオール沖縄』とともに、安倍9条改憲に反対し、基地のない沖縄・日本を願う全国の市民、野党の連帯したたたかいで、玉城デニー新知事を必ず誕生させましょう」と呼びかけています。