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2018年9月15日(土)

長崎・石木ダムの建設予定地

調査と意見交換

公共事業チェック議員の会

写真

(写真)地権者の岩下さん(左端)から話を聞く(右から)大河原、山添、初鹿の各氏ら=13日、長崎県川棚町

 超党派の議員でつくる「公共事業チェック議員の会」は13日、長崎県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダムの建設予定地を訪れ現地調査し、地元地権者らと意見交換しました。

 調査は2015年以来2回目で、西日本豪雨災害でダムの大量放流により被害が拡大した問題などを受け実施されたもの。日本共産党の山添拓参院議員、立憲民主党から初鹿明博、大河原雅子、松平浩一各衆院議員が参加。共産党の久保田和恵川棚町議も同行しました。

 地元地権者の岩下和雄さん(71)の案内で川棚川の河口から中流域、ダム建設予定地を視察。河口付近では川面から数十センチのところに住宅が立ち並び、水深も浅く大雨が降れば浸水する状況。「県はなぜ整備しないのか」との問いに岩下さんは「わざとやろうとしない。整備をしてしまえばダムは必要なくなるから」と答えました。

 懇談では地元住民から「水没予定地には13世帯約60人が生活している。13世帯を水没させてまで強制収用するような所は全国にない。ぜひ国をただしてほしい」などの声が上がりました。

 山添議員は、ダム放流により氾濫した愛媛県肱川を例に、ダムが洪水を防ぐという考えは間違いだと指摘。「河川整備は放置し、ダム建設だけは何がなんでもすすめる県の姿勢は、民主主義の国では許されない。党派を超えて必ずこれを食い止めていくためにがんばりたい」と語りました。


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