2018年9月14日(金)
沖縄に全国で連帯行動
東京・御茶ノ水 民医連が宣伝
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名護市辺野古の米軍新基地建設を最大争点とする沖縄県知事選告示日の13日、全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)は東京・御茶ノ水駅前で、横断幕やプラカードを掲げて宣伝を行い、玉城デニーさんを知事に押し上げようと呼びかけました。
宣伝には医療や介護・福祉の分野で働く80人が参加。道行く人にビラを配布したり新基地反対の署名を集めました。藤末衛会長は「米軍の新しい基地を税金で辺野古につくるということは100年、200年先も米軍が居座るということになる」と指摘。「アメリカと一緒になって戦争をするような日本の将来を描きたくない。だからこそ辺野古の新基地建設反対という玉城デニーさんを当選させたい」と訴えました。
山本淑子事務局次長は辺野古で座り込みをしているおばあから「沖縄戦で親や子の命、土地、生きるすべを奪われたときに命や暮らしの糧を与えてくれたのが辺野古の海。きれいな海のまま子や孫に伝えたい。二度と沖縄で戦争をするような基地をつくらせない」という決意の言葉を紹介。「戦争を起こすための新基地建設は、命を守るものとして絶対に反対」と訴えました。
署名に応じた東京都国分寺市の女性(45)は「新基地建設は沖縄県民の負担となり自然保護の観点からも基地建設はだめ、という気持ちです」と話しました。