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2018年9月11日(火)

那覇市議会 「翁長知事が道しるべ」

城間市長、再選へ決意

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(写真)古堅市議の代表質問に答弁する城間市長=10日、那覇市議会

 保守・革新の垣根を超えて沖縄県名護市辺野古新基地建設に反対する「オール沖縄」の那覇市政継続のため10月の同市長選に挑む城間(しろま)みきこ市長は、市議会9月定例会で10日、「那覇市の発展にいっそう尽くしたい。芽吹きだした成果、もうすぐ形を現す成果を市民の皆さんや職員と一丸となって、さらなる高みへと押し上げたい」と再選に向けた決意を語りました。

 城間市長は、古堅茂治・日本共産党市議団長の代表質問にこう答弁。古堅氏はさらに、辺野古新基地を造らせない、宜野湾市の普天間基地の閉鎖・撤去などを掲げた「建白書」の実現に向けてたたかい抜いた故・翁長雄志知事についての見解を問いました。

 城間市長は「建白書の実現に力を尽くされた姿はいつまでも県民の記憶に残る」と強調。「常に市民・県民の心によりそい、市民・県民の幸福の追求を考え、労苦を惜しまない政治家・翁長雄志の思いと政治姿勢は、私の道しるべ」と述べました。

 城間市長は、知事選(13日告示、30日投票)について問われ、「県が判断した(辺野古新基地建設のための)埋め立て承認の撤回の是非も争点の一つ」と述べました。

 古堅氏は、翁長知事の遺志を継ぐ玉城デニー新知事の誕生と城間市長の再選で、「県民よりも米軍を最優先する安倍政権に、ウチナーンチュ(沖縄県民)の誇りと尊厳をかけて新基地ノーをきっぱり突きつけていこうではありませんか」と呼びかけました。


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