しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら

2018年9月9日(日)

関西で停電 依然約3万8300軒

台風21号被害 住民は疲労困憊

岐阜など約5500軒

写真

(写真)ブルーシートで応急措置をした家=8日午後、大阪市中央区

 台風21号による停電が関西電力管内の一部で長期化し住民は「電気のない生活で疲労困憊(こんぱい)」と悲鳴をあげています。屋根瓦の一部破損などによる雨漏りも懸念されていますが、改修がおいつかず「ブルーシートが足りない」現状が続いています。

 関西電力によると8日午後6時25分現在、管内全域で依然として約3万8300軒が停電しています。大阪府約1万5050軒、和歌山県約1万6190軒、京都府約5680軒などです。倒木や土砂崩れなどの影響で現地調査ができず、復旧の見通しがたっていない地域もあります。

 依然として約2400軒が停電(8日午後5時10分現在)している大阪府岸和田市。「暑くて熟睡できず、睡眠不足が続いている」「停電でオール電化のお宅はご飯も炊けない」「コンビニのおにぎりとパンは飽きたので、隣町の飲食店に行くと、町内の人で埋まっていた」「お風呂も温水器がだめだから水シャワー」。日本共産党岸和田議員団の聞き取りに住民は先の見えない不安を語ります。

 今後も大雨が予想されるなか、大阪府内では各自治体によるブルーシートの無料配布に長蛇の列ができています。「2時間並んで1枚(別の自治体では2枚)」という住民も。瓦が飛んで雨漏りや漏電などが懸念されますが、ブルーシートが足りず「在庫切れのため配布は終了しました」と告知する自治体も出ており、応急措置もできない住民が多数生まれています。

 中部電力管内では、岐阜県飛騨地方を中心に約5500戸の停電が続いています。


pageup