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2018年9月7日(金)

「疑問に答えてない」

考える会 加計理事長に質問状

学園 ようやく受領

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(写真)会見する河野さん(左)と山崎さん(中央)ら考える会のメンバー=6日

 学校法人「加計学園」の地元、岡山市の市民らでつくる「加計学園問題を考える会」は6日、同学園の加計孝太郎理事長あてに、6項目の公開質問状を提出しました。

 公開質問状は、加計理事長が6月に、県外の報道機関を排除して行った30分足らずの記者会見では「内容的にも私たち国民、岡山県民、学園関係者の疑問になんら答えるものではない」と指摘。加計氏と安倍晋三首相らで説明が食い違っていることをあげ、再度の会見などを要請しています。今月18日までの回答を求めています。

 同会のメンバーは同日午後、市内の学園本部を訪問。学園側は担当者の出張を理由に受け取りを拒否しました。同会事務局長の山崎博幸弁護士が、事前に来訪を担当者に伝えていたことを説明すると、ようやく総務課の職員が質問状を受け取りました。

 山崎事務局長は、「質問状の主眼」として、2015年2月25日に安倍首相と加計氏が面会したことを記述した愛媛県作成の文書を紹介。「安倍首相、加計氏ともに面会の事実を否定するが、裏付ける根拠がなんら示されていない。否定するなら、加計氏は国会に出て説明すべきだ」とのべました。

 同会は同日、「加計理事長の国会証人喚問で疑惑の解明を」とする声明も発表しました。


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