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2018年9月5日(水)

愛媛 豪雨氾濫ダム調査

公共事業チェック議員の会

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(写真)豪雨時の鹿野川ダムの操作について説明を受ける(正面前列左から)早稲田、大河原、初鹿、宮本、山添の各氏=3日、愛媛県大洲市

 西日本豪雨で愛媛県の野村ダム(西予市)と鹿野川(かのがわ)ダム(大洲=おおず=市)の異常洪水時防災操作で肱川(ひじかわ)が氾濫し、甚大な被害が出た問題で、超党派の国会議員でつくる「公共事業チェック議員の会」が3日、両ダムと被災現場などを視察しました。

 日本共産党の宮本岳志衆院議員と山添拓参院議員、立憲民主党の初鹿明博、大河原雅子、早稲田夕季の各衆院議員、計5氏が参加しました。

 鹿野川ダムを管理する山鳥坂(やまとさか)ダム工事事務所(大洲市)で応対した石岡克浩副所長らは、ダムの容量を増やすトンネル洪水吐(こうずいばき)=今年度完成予定=の効果や山鳥坂ダム建設の必要性に言及しました。宮本氏が「洪水吐と山鳥坂ダムが完成していれば、今回の事態は防げたのか」と追及すると、石岡副所長は「軽減はできるが、防げない」と回答。初鹿氏は「山鳥坂ダムと鹿野川ダムが同時に今回のように放流すれば、合流地点は大変な事態になる」と懸念を示しました。

 野村ダム管理事務所(西予市)で宮本氏は、今回のような事態を回避する手だてを質問。川西浩二所長は「河道の掘削や堤防の整備、ダムのかさ上げなど、総合的な対策が必要だ」と答えました。

 一行は大洲市内で住民との交流会に出席。住民から「ある時期から河床の掘削が行われなくなった」「素人が見ても分かるほど、砂利が堆積している」と、肱川の河道掘削を求める声が相次ぎました。


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