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2018年8月5日(日)

日本被団協 藤森さんがあいさつ

世界で自らの体験訴え

写真

(写真)あいさつする藤森俊希さん

 私は、73年前の8月6日、生後1年4カ月で被爆しました。その日、私は体調を崩し、母に背負われて広島市牛田の病院に向かっていました。爆音を察知した瞬間、吹き飛ばされました。目と鼻と口だけ出し、包帯でぐるぐる巻きにされ、やがて死ぬとみられていました。その私も病を乗り越え生き延びています。

 被爆者は「ふたたび被爆者をつくるな」と国内、世界で自らの体験を訴えてきました。

 唯一の戦争被爆国日本の政府は、核兵器禁止条約に反対しています。世界には、核兵器をなくす知恵を持つ人がいます。地球を破壊する核兵器にしがみつく人もいます。どちらが人々を生かすか。被爆者は、みなさんとともに核兵器のない世界へ全力をつくします。


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