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2018年8月3日(金)

目標達成へ展望ひらく8月に

お盆前に全支部が党勢拡大の実践を

8月2日 「特別月間」推進本部

 4中総がよびかけた「特別月間」は、折り返し点を迎えました。

 7月は、党創立記念講演会を最大の結節点に「党員拡大全支部総行動」にとりくみ、全国で1723人が入党を申し込みました。「赤旗」電子版が新しい層に広がり、「しんぶん赤旗」読者は日刊紙2012人増、日曜版2484人増と、2カ月連続の前進となりました。猛暑や豪雨災害のなかでも、党員拡大、読者拡大ともに6月を上回る勢いをつくりだしたことは、全党の奮闘による重要な成果です。

 全国遊説は、参加がのべ9万人を超え、どこも熱気あふれる演説会となり、各地で入党者が生まれています。激動的情勢のなかで、党への注目と信頼が広がっています。

 7月のとりくみから教訓を引き出し、この8月に必ず飛躍をつくりだして、「特別月間」の目標達成への展望をきりひらこうではありませんか。

党づくりの目標に魂入れて

 参院選・統一地方選にむけた動きが本格化しています。党勢の新たな高揚で党躍進の勢いをつくりだすことが、市民と野党の共闘の発展をはかり情勢を主導的にきりひらくカギであり、参院選で共闘勝利と党躍進の両方をやりぬく最大の保障であることが、いよいよ明瞭になっています。

 党創立記念講演では、自民党政治のゆきづまり、朝鮮半島の平和の激動、市民と野党の共闘、資本主義を乗り越えた未来社会など、綱領実現の展望を明らかにするとともに、その実現の力が、統一戦線発展のための決定的条件――草の根の支部を土台にした強大な党づくりにあることを訴えました。

 “いま党づくりを成功させなければ選挙勝利はない”“今度の「特別月間」の目標は絶対にやりきる”――記念講演と4中総決定にたちかえり、党勢の「前回参院選時回復・突破」、「3割増以上」の目標にあらためて魂を入れ、8月の実践にのぞみましょう。今月こそ、記念講演を時間を惜しまず視聴・討議し、全支部が4中総決定を討議・具体化し、実践に踏み出しましょう。

飛躍の条件はおおいにある

 この8月、さまざまな国民運動のなかで、党と国民の新しい結びつきと信頼が広がります。普段は会えない家族や友人と親睦を深める時期でもあります。一人ひとりの党員、一つひとつの支部・グループが、その結びつきを生かして党勢拡大にとりくめば、8月に飛躍をつくる条件はおおいにあります。職場支部、青年・学生支部が足を踏み出し、世代的継承でも前進するチャンスです。

 この間、支部で党に迎えたい人を出し合い、入党パンフを目標の10倍以上の人に渡し、約束をとって入党を訴える流れが広がっています。「赤旗」見本紙や購読申し込みはがきを活用し、「全国は一つ」、あらゆる結びつきを生かして購読をよびかける努力が始まっています。この流れを全支部・全党員へと広げぬき、お盆前に、すべての支部が党勢拡大の実践に踏み出しましょう。

 記念講演DVDを見る「集い」を重視し、すべての支部が8月に「集い」を開き、これと一体に党勢拡大の独自追求を強めましょう。迎えた党員の新入党員教育、支部活動への参加、日刊紙購読をすすめ、新入党員と一緒に党勢拡大にとりくみましょう。

全支部・全党員運動へ臨戦態勢を

 “目標達成の最大のカギは、全支部・全党員が参加する運動にしていくことにある”――この4中総決定の提起をやりぬけるかどうかが、いよいよ大事になっています。目標達成に本気になってこそ知恵も力も発揮できます。

 党機関は、“記念講演で政治的確信をよびおこす指導・援助ができているか”“全支部・グループ、議員団での討議・具体化をどうやりぬくのか”など、7月のとりくみの自己検討を深め、8月目標の決定とその達成への構えをただちに確立しましょう。

 お盆前に必ず飛躍をつくりだし、お盆は集中して休み、盆明けの交流と意思統一、月末にむけた行動など、政治的・季節的条件にふさわしいメリハリをつけた臨戦態勢をとりましょう。

 記録的猛暑、水害などの自然災害のなか、草の根で人間と人間の「連帯の絆」をきずく日本共産党の真価を発揮し、党員、読者、後援会員、国民の命と健康を守り、支え合って活動しましょう。


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