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2018年7月31日(火)

共闘の原点に立ち返り力合わせる

自治体議員立憲ネットワーク総会 小池氏あいさつ

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(写真)自治体議員立憲ネットワークの第5回総会であいさつする小池晃書記局長(中央)と、右へ福山・立憲民主党幹事長、又市・社民党党首、福山・平和フォーラム代表=30日、衆院第2議員会館

 自治体議員立憲ネットワークの第5回定期総会が30日、国会内で開かれ、全国各地から参加した地方議員を前に、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の福山哲郎幹事長、社民党の又市征治党首があいさつし、国民民主党の玉木雄一郎共同代表、自由党の小沢一郎代表のメッセージが紹介されました。今回、日本共産党の代表が初めて招かれました。

 小池氏は、安倍政権の憲法無視の暴走を批判し、「集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、安保法制=戦争法を廃止に追い込んでいく。この原点に立ち返ってしっかりと野党が力を合わせていきたい」と強調。改憲発議を許さないたたかい、沖縄での米軍新基地建設を許さないたたかいなど当面する一つ一つのたたかいで野党が力をあわせ、信頼関係を強め、参院選ではすべての1人区で相互推薦、相互支援の「本気の共闘」を実現し、自民・公明・維新を少数に追い込みたいと表明しました。

 福山氏は、国会での野党共闘の成果を強調し、「参院選では、1人区での野党連携はもちろん、相手の議席を圧倒的に減らす選挙にしたい」と発言。又市氏は「野党共闘のつなぎ役をしっかりやって、参院選を勝ち抜かなければならない」と述べました。

 メッセージでは、玉木氏が「暮らしと人権を守る政治の実現に向け、野党間の協力関係を強化していくことを誓う」と表明。小沢氏は「虚偽答弁、公文書改ざんでも誰も罪に問われないほど強力になった最悪の権力を打ち倒すために必要なことは結集。わが党はそのために全力でたたかう」と述べました。

 また、平和フォーラムの福山真劫代表が来賓あいさつし、「平和、民主主義、憲法、脱原発を実現するためには野党共闘しかない」と訴えました。


 自治体議員立憲ネットワーク 立憲主義擁護の立場で活動する超党派の自治体議員集団。2014年6月に発足。


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