2018年7月31日(火)
官邸前「辺野古守れ」
翁長知事の「承認撤回」支持
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「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」は30日夕、首相官邸前で座り込み抗議行動を行いました。沖縄県の翁長雄志知事による名護市辺野古の米軍新基地建設の「埋め立て承認撤回」の表明(27日)を受け、建設計画の白紙撤回などを求め約150人が旗やプラカードなどを掲げ参加しました。
沖縄環境ネットワーク世話人の花輪伸一さん(68)は、サンゴ移植を行わないなどの環境保全措置をとらないことや地質調査で地盤がマヨネーズ並みの強度だったことにふれ「自然、地質的な環境面からも工事はもともと難しい」と強調。「無謀な工事を進める政府を許すことはできない」と訴えました。
沖縄県出身で横浜市の女性(50)はベトナム戦争の教訓から「米軍基地があるということは基地被害者であると同時に加害者にもなってしまう。翁長知事の撤回表明をしっかり支持し応援し続けたい」と訴えました。
同会は政府に対して新基地建設工事で▽埋め立て土砂投入を行わない▽立地条件を見直し計画を白紙撤回する▽執行停止を求める申し立てを行わない―ことを求める要望書を提出。同日夜、抗議集会を開きました。