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2018年7月26日(木)

参院比例予定候補駆ける

しいば かずゆき 新 【活動地域】神奈川・千葉・山梨

命の重み分かる政治へ

 「命をあまりに軽く扱う政治を変えたい」

 米海兵隊・空軍オスプレイが先月末、周辺自治体へ事前通告もなく厚木基地(神奈川県)に飛来した問題で防衛省と交渉。住宅地上空の飛行中止を求めても安保条約を盾にアメリカいいなりの姿勢を繰り返すばかり。「それでも主権国家なのか」と迫りました。また、陸上自衛隊オスプレイの暫定配備反対千葉県民大集会に駆けつけ、2200人の参加者とともに「日本の空にオスプレイはいらない」と声をあげました。

 山梨県の北富士演習場対策協議会が「受け入れ難い」と国に要望した直後、富士吉田市の上空を16日に飛来したことにも憤ります。「墜落をくり返しているのに『安全』と言える安倍政権はおかしい。国会でオスプレイ配備撤回を強く求めたい」

 41年前、母子3人の命を奪った横浜米軍機墜落事件は「人ごとではない」といいます。1歳7カ月で息を引き取った子と同じ年に生まれました。「もし生きていたらと思うと、命を奪い人生を壊した米軍と、それを顧みない安倍政権への怒りでいっぱい」。同事故で妻が大やけどを負った椎葉寅生さんのように「安保の壁に風穴をあける」と全力を尽くしています。

 教師をめざし教育学などを学んでいたとき、海外の青年に、高学費に苦しむ日本の学生の実態をスピーチしました。隣のアルゼンチン女性から「あなたの発言はわからない」と言われます。英語が通じないとショックを受けていたら、「なぜ大学へ行くのにお金を払うのか」。異常な日本の姿を実感し、政治の世界に入る契機の一つになりました。

 集い、自治体首長や他党幹部との懇談、街頭宣伝とフル回転。甲府駅前の街頭演説会に参加した聴覚障害者が「テレビをみてモヤモヤしていたけど、話を聞いてすっきりした」と筆談で激励も。

 今度こそ選挙に勝ちたいと意気込みます。「命の重みを理解しない安倍政権を終わらせ、誰もが自分の持てる力を発揮できる社会へ一緒に歩みましょう」

 椎葉 寿幸 1976年千葉市生まれ。千葉大学教育学部卒。党中央委員、党千葉県副委員長。家族は妻と2女1男。


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