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2018年7月25日(水)

那覇市長選 城間市長が出馬表明

沖縄にこれ以上基地いらぬ

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(写真)10月の那覇市長選への出馬を正式に表明し、決意を語る城間市長(前列中央)、拍手を送る翁長知事(同右)と支援者ら=24日、那覇市

 城間みきこ那覇市長は24日、同市内で記者会見を開き、市長選(10月14日告示、21日投票)に出馬することを正式に表明しました。沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設が大争点となる11月の県知事選に連動する那覇市長選。城間市長は、再選による新基地反対の「オール沖縄」の市政継続が、翁長雄志知事を「支える大きな力になる」と語りました。

 会見には翁長知事も同席。城間市長の出馬を「大変うれしく思う」と述べ、「(沖縄の)経済は県都・那覇市を中心に大きく発展しようとしている。基地のない平和な沖縄県をつくるため、那覇市は先頭に立って頑張る必要がある」と語りました。

 城間市長は市民所得を向上させ、中小企業を元気にする経済振興策、子育て支援策の拡充などを掲げ、「那覇市の発展に尽くしたい」と決意を述べました。

 城間市長と対決するのは、22日に出馬表明した自民党県連会長代行の翁長政俊県議で、辺野古新基地は市長選の「争点とは思っていない」と争点そらしの姿勢。新基地について問われても、「直接的な当事者ではないためコメントする立場にない」と述べました。

 城間市長は24日の会見で「翁長知事とは辺野古新基地建設反対で共通している。私は常に、沖縄県にこれ以上の基地はいらないが基本姿勢だ」と強調しました。

 翁長県議は、城間市政は学校給食費を「2年前から値上げしている」と攻撃しています。しかし市当局によると、値上げは自公政権による消費税の8%への引き上げが原因です。


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