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2018年7月18日(水)

東富士演習場にオスプレイ

初の離着陸訓練

住民の会「超低空飛行に不安」

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(写真)米軍キャンプ富士管制塔の横に見えるオスプレイ=16日、静岡県御殿場市(中原暢之さん写真提供)

 静岡県小山町と御殿場市上空に初めて飛来した米空軍特殊作戦機CV22オスプレイが16日夕、自衛隊東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)で初めて離着陸訓練をしていたことがわかりました。

 南関東防衛局から静岡県に入った情報提供によると、午後5時1分に1機が同演習場に着陸。別の1機も同7分に演習場上空で確認され、2機は南方向へ飛び去ったとのことです。17~19日の訓練は中止と発表されました。

 同日の監視行動をしていた「オスプレイに反対する東富士住民の会」と県平和委員会は、オスプレイを小山町や御殿場市上空で確認し、5時すぎに米軍キャンプ富士(御殿場市)前の監視場所から、オスプレイを発見。降下する姿は見ましたが、着陸までは確認できませんでした。

 住民の会の渡邊希一事務局長は「初めての訓練に憤りを感じる。市街地上空を1時間以上も旋回し、超低空飛行訓練もしたことに不安を感じた。今後、離着陸訓練だけでなく射撃訓練など危険な訓練を行う心配もある。しっかり監視していきたい」と話しています。


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